引き出しの多い急須店

わたしたちは、やきものの町 常滑で50年以上、急須だけに囲まれながら仕事を続けている専門店です。
常滑の急須は機能的にも見た目にもとても優れた製品・作品であり、その生産量は全国一といわれています。扱う製品・作品は地元の急須専門メーカーをはじめ、熟練の職人・作家や個性あふれる若手作家の作品も数多く取り扱っています。
また、次代を担う若手作家と交流しながら、より良い作品を構想したり、直接お客さんと作家さんが交流ができるような場を設けたりしながら常滑急須の魅力を日々発信しています。
お茶文化を愛する全てのお客さんと常滑急須を結ぶ機会を提供し、日々の暮らしを少しでも豊かにできたらと思っています。

急須を「つくる人」と「使う人」が対等に幸せになれますように…。

常滑急須,tokoname,kyusu
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あなたの欲しい急須は何ですか?

わたしたちが取り扱っている急須は昔から常滑産地を支えてきた量産品から、趣向を凝らした作家による手づくり作品までさまざまです。この地で急須をつくる作家や職人、メーカーの皆さんと積極的に交流をしながら信頼関係を築き、多くの作品を提供いただいています。それにより急須専門店に相応しい品揃えを実現できています。日々、つくり手の方に感謝しつつ、世界中の急須ファンの皆さんへ橋渡しができるよう努めていきます。

急須はいくつあってもいい

急須は、いくつあってもいい

わたしたちは、急須を取り扱う専門店としてお茶との関わりもとても大切にしています。

常滑の急須は内部に施釉をしないものが多く、雑味をなくしてまろやかにし、 お茶が美味しくいただけるといわれています。
土ものは使い込めば使い込むほど色艶が増し、味わい深い肌合いになっていきます。

変化を楽しみ自分らしいオンリーワンな急須に育てる…
そんな楽しみ方も常滑焼急須の魅力の一つです。

日本茶用に、中国茶用、紅茶用に…。
お茶の種類や淹れ方によって用途に合った急須をご提案致します。

急須は、いくつあってもいいんです。

わたしたちは、急須を取り扱う専門店としてお茶との関わりもとても大切にしています。
常滑の急須は内部に施釉をしないものが多く、雑味をなくしてまろやかにし、 お茶が美味しくいただけるといわれています。
土ものは使い込めば使い込むほど色艶が増し、味わい深い肌合いになっていきます。
変化を楽しみ自分らしいオンリーワンな急須に育てる…
そんな楽しみ方も常滑焼急須の魅力の一つです。
日本茶用に、中国茶用、紅茶用に…。
お茶の種類や淹れ方によって用途に合った急須をご提案致します。

急須は、いくつあってもいいんです。

(有)磯部商店_外観写真

常滑焼急須問屋

(有) 磯部商店

〒479-0003
愛知県常滑市金山字上砂原100
とこなめ焼卸団地(セラモール)
TEL.0569-43-7110
FAX.0569-43-7190
営業時間 9:00〜17:00

【お問い合わせ】
お問い合わせは専用フォームでご連絡ください。

磯部商店は1964年に先代 磯部雅徳からはじまり、当時から急須を専門に扱う卸業として成り立ちました。卸のみならず、地元の型メーカーと共にオリジナルデザインの急須を開発したり、生産効率のよい急須の開発などにも携わりながら産地の成長と共に歩んできました。当時の急須は日用品として茶こしの使い勝手は重要で、特に先代は日々使いやすい茶こしを備えた急須にこだわりをもって開発・販売をしてきました。
代が変わり現代では、地元の手づくり急須作家さんとの繋がりも大切にし、長い時間をかけて信頼関係を築いてきました。「磯部ならどんな急須でもそろう」といわれるようになりたいと思っています。

常滑焼急須カタログ 優美 2024
急須と器 いそべ 店舗内写真

セラモール小売店舗

急須と器 いそべ

〒479-0003
愛知県常滑市金山字上砂原100
とこなめ焼卸団地(セラモール)
TEL.0569-43-7788
FAX.0569-43-7190
営業時間 9:00〜17:00
年中無休(年末年始はお休み)

【お問い合わせ】
お問い合わせは専用フォームでご連絡ください。

1993年、とこなめ焼卸団地「セラモール」に拠点を移した当時から、卸業の傍ら小売店での展示販売をはじめました。店舗にはさまざまな常滑急須を取り揃えています。鋳込みや型で量産される急須や、ロクロで形成された手づくり急須はもちろん、地元の陶芸作家がつくるテーブルウエアや、かわいい陶器のアクセサリーなど、見ているだけでも楽しくなるような空間づくりに気を配っています。普段使いの急須、贈り物にしたい急須、自分用のこだわり急須など、なんでもご相談ください。
また、作家さんを店舗に招いて作陶の実演や直接お客さんと交流できるような場も設けており、つくり手とつかう人が良い関係を築けるように心掛けています。
みなさんの「お茶のある生活」を支えられる急須専門店でありたいと思っています。ぜひ一度ご来店ください。

日本六古窯 常滑焼

急須はいくつあってもいい

常滑焼の歴史はとても古く、平安時代末期から始まったといわれています。当時から知多半島特有の丘陵地斜面を利用した焼成窯が築かれ、今も常滑の地に眠っています。常滑は、瀬戸・信楽・越前・丹波・備前とならぶ日本六古窯のひとつに数えられ、中でも常滑は最も古く最大の規模を誇ります。
平安時代は主に宗教に基づく品がつくられ焼かれていましたが、室町時代には大衆の生活に必要な壺や瓶が多くつくられるようになりました。その後、海運業が発達し、太平洋岸一帯や瀬戸内海沿岸、日本海沿岸にまで運ばれていき全国へと流通していきました。
織田信長の時代には、禁窯令によって常滑に窯を築くことを禁じられ壊滅的な打撃を受けましたが、徳川時代後半になって復興を果たしました。そして、知多半島に広く分布していた陶業地は常滑の中心部に集まることになり、その頃は主に大衆向けの日用品を製造していました。なかでも、茶器や花器などの小細工物に名工といわれるつくり手が現れ、白泥焼、火色焼、さらには現在でも常滑を代表する朱泥焼を生むに至りました。
それからは窯も大型に改良され、江戸時代後期の陶工である鯉江方救により連房式登窯(真焼窯)が完成し、量産体制ができあがりました。
明治以降は、鯉江方寿(方救の息子)が中心となり土管を完成させ、建築陶器・衛生陶器・植木鉢などの生産が増え、国の近代化を支えました。その一方で他のやきもの産地には見られない緻密で風格のある手づくり急須が生みだされることになります。その後、急須においても型や鋳込みの製造が普及し量産体制が整い、日本全国に広まることになります。